当記事は2013-2014年のデータをもとに自然気化式加湿器のスペック比較について書いています。新商品やアップデートについては更新記事もご覧下さい。※家電の加湿器ではありません※
⇒ 2017年・新商品「北欧の森Forest」使ってみたレビューはこちら
⇒ メーカー別・ペーパー加湿器のレビューはこちら
セキスイ(積水樹脂)の「自然気化式ECO加湿器 うるおい」を買ってみたところ、他とは違う特徴があり、交換用フィルターだけ取り寄せると、期待したビジュアルにならないと気付く。
初めて導入するなら、本体のトレイごとのほうががおすすめです。
加湿効果は、どう使っても健在だと思いますが、ペーパークラフトの楽しさをもつ「作品」みたいなエコ加湿器なので、綺麗に飾ると素敵ですよ。レイアウトも自由です。(写真は南極/ブルー+サバンナ/ピンク)
2年目となるエコ加湿器の感想と、セキスイ「自然気化式ECO加湿器うるおい」の仕様についてまとめました。
ペーパー加湿器の自然気化とは
うちでは昨年の冬から、ペーパー加湿器を使い始めました。利点は、乾燥が気になる時に、電気を使わずに簡単に使える事。
家電の加湿器と比べるとナチュラルで、加湿しずぎると、カビが心配な場所にも置いておける。
メーカー別に、いくつか種類を使っていくと、使い方は全く同じで、紙みたいな不織布(ふしょくふ)を水に浸けるだけ、ですね。
自然蒸発量の5~40倍(※)にあたる水分を含んだ空気を送りだす効果が期待出来るそうです。
携帯サイズだと自然蒸発量の5倍~くらい。お部屋で使うタイプなら最大40倍という商品もありました。(※2012年版エコ加湿器で「約15倍」だったミスティガーデンが、約40倍の「ミスティガーデン2nd 」にバージョンアップしています)
エコな加湿と潤い「○○倍」とは?
フィルターが大きければ、部屋を潤すチカラも大きくなるし、容器のトレイも大型になれば、水を度々足す手間が省けますよね。
「5倍」とか「40倍」というのは、コップ一杯の水が自然に蒸発する量と、加湿器使用時を比較したもので、数値が大きければ、水分を含む空気を送り出せる機能も高いことになる。
各社、加湿器サイズも違いますので、購入の際にチェックするようにしています。
オフィスなど、パーソナル加湿として使うなら、省スペースに置ける小型がお手軽ですし、インテリアとしてデザインを重視するなど、蒸発量以外にも選び方は変わってくると思います。
セキスイ 自然気化式ECO加湿器 うるおい
昨年使っていた、ミクニのミスティガーデンの容器で使えるかも?と思い、今回はセキスイで「交換フィルターのみ」を購入。しかし互換性は無く、うちでは改めて本体ごと、買い足しています(笑)
南極/ブルーのフィルターです。切り抜き式で、個々のパーツに分かれます。ペンギン型がかわいいですね。(※新製品「うるおいアニマルちいさな森」とは異なります)
これまで使っていた加湿器は、フィルターを広げて水に浸けるだけ。だったのに対し、「自然気化式ECO加湿器 うるおい」は、パーツをデコレーションするような感じ。
本体を購入すると、水入れトレイが付属してきます。入れ物の底に凹凸があったり、フタにスリットが入っているのは、この製品の仕様ならではだと思いますよ。
小さなペンギン型のパーツは、専用トレイがあるから美しく飾れる。ゴミなどが入り難い工夫でもあるそうです。
試してみたこと(他社のトレイに入れたい)
一般的なトレイはシンプルで、カバーなど付いて無いタイプが主流です。他社のトレイに小さなパーツを飾ると、倒れて上手くいかないので、釣り糸でスリット風を作ってみました。
結果はダメですね。底にも、ひと工夫がないと難しいようです。純正トレイに飾った時と見栄えが違っていました。
正しく飾りつける(自然気化式ECO加湿器 うるおい 専用トレイ)
本体付属のトレイを使ってみました。スリットカバーの隙間を利用して、好きにレイアウトすればOK。ペンギンの背景に奥行き感を出せると、いいかもしれないな。
横から見ると、フィルターが綺麗に並んでいると思います。(※実際の使用時はフィルターを濡らしてから行うことをおすすめします。ドライな状態だとフィルターが水を急激に吸収してしまう)これで完成です。
容器の水は約300ccほど、スリットカバーの下くらいを目安に、完全に乾かないように補充しながら使います。
「自然気化式ECO加湿器 うるおい」は、コップ一杯の自然蒸発量の約20倍の加湿が期待できる製品です。
【追記】当ブログでは積水樹脂さんのご協力により、セキスイ製品3種の使用感想レビューを公開しています。
セキスイからは新製品「うるおいAnimalちいさな森」も出ています。こちらはトレイの他に「ウォーターボトル」が付属するので、水の補充がラクになりそう。エコ加湿器は、昨年よりも、デザイン的に面白い商品が増えていますよ。