当記事は2014年モデルのランズエンド・カシミヤセーターの着用レビューです。ユニクロ、無印など他社のカシミヤについても書いています。
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冬の極上素材「カシミヤ」。寒さが厳しくなる前に、各ブランドや百貨店からも高品質のニットやストールなどが出揃い始めています。
わたしは、今年初めてランズエンド・カシミヤを着用しました。カシミヤ山羊の産毛で作られる、しなやかな美しさは繊維を“宝石”に例えるほど。希少価値が高く、着ごこちは軽くて、あったかです。
こだわるなら、産地は勿論、色や原毛のランクもあるらしい。繊維の細さ・長さ・ヘアー(ちくちくする粗毛)の混入などが品質に関わるのだそう。
着用しているのは、内モンゴル産のカシミヤを使った、ランズエンドのクラッシクなセーターです。ブランドに商品が誕生して以来、ずっと変わらず、産毛に近いAランク原毛使用しています。
一方、市場全体で見逃せないのはユニクロのカシミヤ。価格破壊っぷりには驚きますよね。気になったので、2014年のブランド・カシミヤをリサーチしてきました。
当レビュー記事は商品の提供をいただいた上で執筆しております。
<参考サイト>カシミヤをこよなく愛する宇土さんのサイト・その他を参考にしながら学んだこと等まとめています。
もくじ
冬の代名詞「カシミヤ」2014リサーチ
狙いを定めてショッピングモールへ行くと、カシミヤに関連するモノがいっぱい。
素材ならではの「柔かさ」、「光沢」、「ぬくもり」etc.・・チェックポイントは理解しても、残念ながら素人に繊維の質まで判別する事は難しいようです。
でも、ブランド毎の特徴はあると思う。無印良品のカシミヤは「家で洗える」とか、雑貨屋さんでは、手頃なカシミヤブレンドのストールなんかが、可愛くワゴンで売られている。
そうそう、いつかはやらなくちゃ!カシミヤの洗濯(クリーニング)や日常のケアに使えそうなグッズも探してみる事にしました。
カシミヤの手入れ<洗濯>ケアグッズ
(私も家で洗うつもりでいたけど)クリーニング店に「カシミヤ・セーターのクリーニング料金は?」と尋ねると、¥600だと言われる。他のお店で訊いても千円いかないくらいかな。
・・そんなん?ファーに8千。ムートンに2万(絨毯です※)かかった事があるけど、カシミヤって・・。シミ抜きなどの手間がない場合らしいけど、洗濯はプロに任せたくなった。
無印良品には「豚毛+天然木」の洋服ブラシがあり、着用後のブラッシングケアに使えそうだから、こっちを購入(洗濯王子こと中村祐一さんも、この組み合わせは良いという※)
芸能人に愛用者が多い、THE LAUNDRESS(ザ・ランドレス)のファブリックフレッシュも買ってみた。シダーの香りはウール・カシミアの保護に効果があるとのこと(ファブリーズみたいに使えて、防虫効果に期待※)
カシミヤを着用する冬のワンシーズン。家庭で出来るデリケート衣類用のグッズも活用していこうと思います。
【追記】届いたので、防虫に良いというシダーの香りについて。小学生の時に使ってた水のりみたいな香り??人間へのアロマ効果は無さそう(個人の感想です)
ユニクロのカシミヤに見る「デザイン」
本題は、ユニクロカシミヤでした。公式サイトによると、内モンゴル周辺で自ら厳選、カシミヤ工場との長期契約、調達から製造までを自社で一貫管理できるシステムが確立されているのだそう。だから「リーズナブル」というのが最大の特徴だ。
っていうか・・私が着ているカシミヤと、なにが違うの?
これ?袋の中身はヒートテックなんだけど(笑
カシミヤは、ちくちくしないから素肌に着たい・・というのが本心ですが、大事に着たいならNGだと学びました。特に薄いカラーは汗が輪ジミになって後から出て来ることがあるみたい。
一番気になるのは、このあたり。↓(ユニクロの機能性インナーを投入)
ランズエンドのカシミヤVネックセーターに重ね着すると、こんな感じになります。
「Vネック」が浅めだから、嬉しいことにインナーが全く見えない。
どっちを褒めればいいのか、わからないけど。いい組み合わせ♪
「ランズエンド」のカシミヤと、「ユニクロ」のインナー
両方とも同じサイズを選べば、裾も隠れてしまう丁度良い丈。首元、袖、裾ともに素肌にカシミヤを着用しているかのような、自然なスタイルが作れます。
・・なのですが、ユニクロのカシミヤVネックセーターで、このような着方をすると、ブラトップが露出してしまうことが試着でわかりました。ユニクロの「Vネック」は深めなんですね。
更に、ユニクロはデザインがとてもシンプル。品質云々は正直なところ、素人には難しいのですが、ルックスには大分違いが見られるようです。
初カシミヤ。素材の柔かさに驚きながら・・やわらかい故、衣類が自然に作り出すラインのメリハリが出にくいような気がしました。品質重視だけど“着こなす”ためにはデザイン性も重要。各ブランドの個性が現れる部分かもしれません。
この冬を共に過ごす、ランズエンド・カシミヤの好きなところ・・
それは、ちょっぴり着痩せして見えるケーブル編みの「縦ライン」。袖や裾の天竺(編み)が短めでフェミニンなところ。優しいフォルムがカシミヤの素材感にも合っていますよ。
2016年モデルのランズエンド・カシミヤを着てみました。柔かな肌触りが、さらに柔らかく。カシミヤの風合いが高まり、デザインもリニューアルされていますよ。
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